「第10回地域SNS全国フォーラムin姫路」開催趣意
「市民同士が安心して情報交換できる公園を作ろう」
地域SNSは、熊本県八代市職員のひたむきで献身的な努力によって、2005年12月に日本で初めて産声をあげました。そしてその後、東京都千代田区と新潟県長岡市での総務省の実証実験を経て、全国的な地域SNSへの関心拡大の幕が開きます。
各地で地域SNSの設置機運が高まる中、「地域SNS全国フォーラム」は全国の地域SNS運営者や関係者のネットワークを構築すべく、2007年8月に兵庫県神戸市で始まりました。その後、ほぼ半年に1度、神奈川県横浜市、佐賀県佐賀市、京都府宇治市、島根県松江市・広島県尾道市、千葉県千葉市・山武市、静岡県掛川市、福井県坂井市、福岡県久留米市と各地でリレー開催され、この度、第10回の記念大会を兵庫県姫路市で開催することとなりました。
折しも、昨年3月11日に東日本大震災に見舞われた中で、区切りとなる今回大会は、これまで9回の成果と実績を踏まえつつ、地域のだれにも優しく便利なSNSの新たな未来を拓く大会にしたいと考えます。
そのために、地域SNS運営者・関係者のみならず、様々な分野の社会活動に携わる方々にも参加して頂き、「ソーシャルメディア」「絆の再生」「観光・産業・文化」「防災・減災」「教育・生涯学習」「地域活性」「市民メディア」などをテーマとして、地域SNS利活用についての議論を深める場を用意いたします。
大会への参加者の叡智を結集して、地域SNSのあるべき方向性を確認し、地域における人と人とのつながりを生み、様々な知恵を持つ人々のコミュニケーションをさらに高めていくことで、地域社会の明るい未来をめざしていきましょう。
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